〜20250909
更新日:2025年9月29日
着ベルギー!会期とフライト時間の都合でブリュッセル航空到着即アントワープへ移動しパナマレンコを見て即ブリュッセルの宿へチェックイン。ここまで着陸から9時間。飛行機で眠れないのでもうクタクタのクタですわ。初日はブリュッセルというよりほぼほぼアントワープの感想だが、なんだかのんきなかんじで(のんきなかんじで?)良かったな。知識としてアントワープはドイツ語、ブリュッセルはフランス語と聞いていたが実際本当にそうなってて、はぇ〜ですわね。ブリュッセルだと大体の説明文が仏独英なので、英語どれ英語どれ!って混乱する。ドイツ語もフランス語も両方全くわからないので一緒なのだが、やはりドイツ語のほうが文面で見た時に薄らぼんやり意味がわかるのと、観光客がドイツ語わかんないのしゃーねーなという感じで英語使ってくれるのでドイツ語圏の方がちょっと安心。フランス語圏、容赦なくフランス語なので緊張する。レジで前のお兄さんがBonsoirだったので真似してBonsoirっつったらBonjourって言い直されて恥ずかしかったね…。グ〜〜……やっていくぜ。
ベルギー、洗面台とか椅子とかがちょっと高い。オランダ・ベルギーでかいからな、それはそうか。日本の台所とか洗面台とかがちょっと低めではあるが。
パナマレンコ、気合の入りまくったガンぎまりじいさんという感じでよかったな。作品云々の前に、マジでこれを磁力パワーで飛ばす気だったんだな…そしてそれを一生をかけてやっているというのがバシバシ伝わってきてちょっとビビる。飛行船のパーツ加工の手順書に「ABSOLUTELY POLISHED」ってマジで全部大文字で書いてあって本当によかったな。リーフレット確認したら「機体用にチタン合金が必要だけど、アメリカの宇宙産業が独占してて教えてくんない😡」みたいなこと書いてあって、それも本当によかった。教えてくれるわけないだろ。工芸とは別に器用な個人の丁寧な手作業の部分が好きで(工芸も工芸で好き)、パナマレンコ、5mmくらいの鉄棒に穴を空けてテグスを通したり木枠の縁に虫ピンを打ってテグスを引っ掛けたりして網を編んでて、良かったな。しかも木枠の方は糸の付いた上面にニスだか接着剤だかを塗っていて。その割にでっかい宇宙船はパーツ同士に隙間があったりビスを打ち直してたりしてる。ただそれでも粗雑でぼやけた感じはあまりしなくて、球が綺麗に出てるから引きで見ると結構雰囲気がいい。器用な人の丁寧な手作りっぽさがあるかと思いきや、どこからそんなパーツ持ってきたんだよ、エンジンの部分か?みたいなのも混ざってて、結構不思議な存在感だったな。
以前、オランダの田舎の車窓、日本の田舎の車窓に似てるみたいなのをTwitterで見た。ベルギー郊外の車窓も確かに日本の田舎の車窓と似てはいる。引きで見た要素、畑の中のまばらな家、林、沿線の木々、墓地、合法ではない適当な場所の適当な畑と掘建小屋みたいな要素の配置が似ているが、似ているのに一つ一つのものが全く違うというのが面白い。一つ一つは全く違うのに配置が似てるとかなり印象が近くなるということ。木や草花は植生が違っていて日本で全く見ないものばかりだし、日本でトタンの小屋にあたるのは朽ちかかったレンガの背の低い小屋だし、畑はとうもろこしと花卉だった。沿線の、そこは農地じゃないだろみたいなところに作られたちんまりとしていろんな種類がごみごみ植えられた畑とビニールの小屋は、日本の川岸にある違法畑にかなり似ていた。なんだかんだ旅行で面白いのって車窓かもしれんな。移動は苦手だけど車窓を眺めるのは好きだね。車窓の移動抜きが欲しい。
ベルギー、飯がうますぎる量が多すぎる。飛行機が乗り継ぎ便だったので夕食2回出て、しかも2回ハーゲンダッツが付いてて(何故?)もうお腹いっぱいです…。イタリアも何食べても美味しかったが、パスタ一択!という感じだったが、ベルギーはなんか……色々あるし何食べてもうまい!さすがですわ。オーストリアも美味いは美味かったのだがすごくシンプル、芸術の都とて食についてはドイツの影響が色濃い…といった具合。具材が多い料理嬉しくて好きだね。素材の組み合わせの妙。ザクロが入ってるサラダ好きなんだよな。アブダビで嬉しかったの、スーパーで粒のザクロが気軽に手に入ること。あれサラダに入れると酸味と甘味と食感で良いアクセントになって本当にうまい。
今日は美術館を3つはしご。Villa Empainとオルタ美術館良かった!オルタ美術館は住宅地の中にあって、入口が完全に普通の家だった。入ると最初はオルタさんの解説で、あとは家を見せてくれる。すげ〜〜良かった。あの19世紀の中産階級の邸宅。小説のミノタウロスで大地主の息子である主人公が都市部の弁護士の家を見て「素町人の家」と小馬鹿にするのだが、まさにその「素町人の家」だった。当時の中産階級は弁護士や医者など現代であればエリートだが、当時貴族がいた時代であれば労働者であり、涙ぐましきささやかな家だったわけでミノタウロスの主人公からすれば「素町人の家」なわけだ。そして彼自身も成り上がりのブルジョワの子…。現代日本人の自分からするとかなりの邸宅ですわね。ただ、ティールームのアップライトピアノ見た時に、確かに貴族の家ではなく中産階級の家だと感じた。1、2階がダイニングや応接室などで階を上がるごとにベッドルーム等生活空間になっていく。狭くて縦長の家だからか、部屋と螺旋階段の間40cmくらいのとこに小さくて簡易的な洗面台が付いてたり、寝室の壁の中に可動式の小さいトイレが隠されたりしてて面白かった。階段も1階の階段は大理石なのだが、2階3階になると木製になる。屋根裏部屋の使用人の部屋からは裏の使用人の螺旋階段を降りて地下の台所まで使用人側の空間を見ていく順路になっており、すごく良かった。階段に空間の目的がはっきり現れていてすごく面白い。いい順路だったな。使用人のとこまで見られる機会はなかなか無い気がする。家人の部屋と使用人の動く空間がバスルームで繋がれていて、使用人が表に出ずにバスルームの労働にフルアクセス出来るようになっている。考えればそれはそうなのだが、目の当たりにすると納得感と迫力がすごいぜ!使用人の地下室面白かったな。肉叩きが陶器製だったり、ラジエーターの中間が箱形になってて食べ物を温められるようになってたり。
Villa Empainはエジプトの企画展やってた。立体物が横から見た時に絵画と同じになるようなポーズで作られてるのが面白かった。ずっと謎なのだが、エジプトに限らず、立体はかなり早い段階で写実が可能になってるのに、それに比べて絵画の写実がかなり遅いんだよな。3次元→2次元より3次元→3次元の方がエンコード・デコードが少ないからなんだろうけど。絵を描く自分としては立体の方が大変だしそんなことあるか〜?だし、3Dをやる自分としては、確かに絵よりも構造理解ルートに入るのは早いと感じる。絵なら構造として破綻してても絵として簡単に成立するけど、立体は構造が破綻しているとそのものらしさを出すのにかなり無茶と技術がいるよな。
ちょっと時間が余ったし1日乗車券もあまり使ってなくて勿体無かったので、観光地ど真ん中の方にも行ってみたら、めちゃくちゃ人がいた。ベルギー、そんな人も多くなくて結構まったりしてるなと思ってたけど、ど真ん中観光地に行ってなかっただけだったわ。でっかい教会見た。ステンドグラスに色んな紋章が入りまくってて、いいのかよという感じで面白かったな。神社とかの寄進で名前入れるみたいな感じなのかな。いいのかよ。真ん中は建物もでかい!自分がうろうろしてたあたりは大体3階建くらいだけど、真ん中は5〜6階建くらいあった。ワッフルやチョコレートやビールのお店もいっぱいあって、ワッフルを食べてなかったことに気付いた。土産も何も買ってないし。そういうベタなものってちゃんと真ん中の方行かないと無いんだな。ワッフル食べたいな。
今日の美味しかったもの、メロンとバジルの冷製スープ。うますぎる…!メロンの甘さとチーズの酸味とバジルの香りの組み合わせが良かった。マジでどこで何食べても美味しいな。嬉しい。ご飯、「うお〜美味しそうだ!美味しい!美味しい!」で夢中で食べてしまうのでことごとく写真を撮り忘れてる。ばか!ちょっとしたものでも盛り付けがすごく美しい。
地名にフランクリン・ルーズベルトストリートとかチャーチルとかあって、何故…?なのだが、ナチのクソ野郎を追い出してくれてありがとう…!ということなのか?本当に屈辱だったんだろうなというのがよく伝わってくる。占領はいつだってなんだって屈辱、それはそう。
旅行中の朝食・夕食、ずっと外食も面倒なので、スーパーでルッコラ、生ハム、ブラッター、果物を買って塩胡椒振ってサラダとパンをずっとやってる。ブラッターが安いの嬉しい。安定して楽にうまいのでヨーロッパではずっとこれだが、もう少し色々冒険してみたいとも思ってる。パスタソースとかサラダのソースとかみたことないやつ売ってるし。あとはオーブンで焼くだけ状態のキッシュが売ってて、食べたいんだよなキッシュ。明後日はキッシュとかパスタとかやろうかな。フランス語圏、カルフールがあるのが嬉しい。アブダビのスーパーは近所のカルフールだったので、非常に懐かしい心地です…。スーパーの記憶は住んだ土地の記憶。大学生以降、結構な頻度で住居が変わってるので(平均して2年ごと)それぞれのスーパーの思い出、ありますあります。愛だね。
3日目、普通に疲れてきた。最後まで体力は持つのか。毎日12時間寝てるよ。今日は軒並み美術館系は閉まってるので、ギャラリーと移動。5年前くらいからMichel François のLa plante en nousという写真集を探しているが日本では手に入らない。ベルギーの作家だしベルギーの個展やってたギャラリー行けば手に入るだろうて今回旅先を決定したわけだが、結果手に入らず!ギャラリーでは扱ってなかった。詰めが甘かったよ〜…。フランス行きの電車まで時間があるから急遽アートブックを扱ってる本屋を見つけてとりあえず訪問。取り扱ってるか聞いたら、何故かわからないけど全然手に入らないんだよねって言ってた。調べるとロンドンとニューヨークのギャラリーと何故かオランダの本屋で取り扱っている。結構古いしそもそも出版数が少ないんだろうな。同じ作家の他の作品集を見せてもらって1冊買った。本来の目的は果たせなかったけど、半分達成ということでヨシ!
フランスに入った。景色になだらかな起伏が多くなってきた。線路沿岸の植物も背の低い草になってきた。結構風景も変わるもんだ。でかい中央駅を降りてすぐ地下鉄で中央の外に移動してしまったがさすが大陸一の都市パリ、地下鉄からして確かに大都市である。でもヨーロッパの電車は扉の開閉などがなんだか容赦なくて面白い。日本は扉の開閉はぼちぼちだけど代わりに車掌さんが駆け込み乗車にキレまくってるのか。宿はベルギー・フランス共に民泊。ベルギーが広くて天井高くてソファがでかかったぶん、フランスの東京並みだなぁみたいな狭さと天井の低さがちょっと悲しい。ルート逆の方が良かったかな。ただ部屋に飾ってある絵の趣味は圧倒的にフランスの方がいい。流石だ。親がそういう旅行ばかりしていてこれ以外のやり方を知らないのと予算が少ないので、目的地に電車で一本程度の郊外の民泊ばっかだよ。父1人旅だとユースホテルで雑魚寝とかをやっていて、両親共にもうだいぶ老人なのに体力がありすぎる。なんなんだ。旅行行くと私が1番体力無い。郊外は観光地周辺と雰囲気が違うので面白さもあり、薄ぼんやりとした不安感もあり。この不安感なんなんだろうな。
ベルギーは部屋の日当たりがよくなかったから気が付かなかったが、日が落ちるのが遅い。8時過ぎてようやく夕暮れが近付いてきた。日が沈みきって夜になるの、8時半くらいなのかな。オーストリア行った時、スーパーも含め色んな店が夜はやってないし日曜休みだしで、うお〜キリスト教圏!とあたふたしてしまったので、今回食料調達に困らないよう土曜日に移動したが、スーパーが日曜も夜9時までやってる。オーストリアのあれ、キリスト教圏とかじゃなくドイツ系が律儀ってだけだったのか?
今日の美味しかったもの、トマトとモッツァレラのスープ。マイルドなトマトクリーム系のパスタソースの味だったな。スーパーで売ってる紙パックの液体のやつ。旅先でインスタントのスープ買うの好きなんだよね。まずスープ自体が好きなんだろうな。ホワイトアスパラのポタージュとかベーコンとえんどう豆のポタージュとか、日本で見ない味嬉しい。インスタントなのでいっぱい買って帰国後もしばらく楽しめるのが嬉しい。宿でスープを温めようとしたが、IHコンロが最新式で意味がわからず焦った。Youtubeに、こういう状態になったらここを5秒長押しでロック解除ってショート動画が上がってて本当に助かった。ありがとう……インド兄貴。ニッチすぎるだろ。
朝イチでモーリス・ドニ美術館へ!降り立った駅はぼちぼち観光地という雰囲気なのだが、美術館付近は全然人がいなかった…。時間になって門が開かずオロオロしていたら、お兄さんが出てきて、セキュリティの問題で今日は閉館とのこと。マジですか。火曜日には大丈夫とのことで、設備故障とかではなくアルバイトが休んじゃったとかそういう話なんじゃないかと睨んでいる。かなC〜…。フランスのメインはこのモーリス・ドニ美術館だったので悲しい…。しかし、ロダン美術館のチケットが日付指定じゃ無いので、予定変更、今日ロダンで明後日ドニ!頼むぞ…。周辺にやけにグリークリバイバル様式の建築が多かった。地図を見るとどれも教会らしいが、教会にグリーク様式、いいんだ。かっちりした親子や家族がいっぱいいるので、最初は学校か何かで行事か?と思ったが、日曜だし礼拝なのだな。
美術館からの帰り道の途中にヴェルサイユ宮殿があるので、こちらは予定通りGO!なんかも〜デカすぎる!映画とかで見た通りだ!と思ったけど、映画とかで見たのより金の装飾が強い。非常に平らかなイメージだったのだが、500mくらい引きで見ると門の前(革命の時、民衆がここに集ったのだな…)まで降っていて、そこから宮殿まで上がっており、非常に効果的だった。確かに真っ平よりこっちの方が荘厳さや王の威厳が出る。あと斜めから見るとすげ〜奥行きある。デカすぎる。映画とかだと真正面のシーンばっか見るからこんなデカいと思わなかった。やはりあの時代の大国の王、半端ない。つーか逆になんでフランスはここまで力があったのに世界初の覇権国家になれなかったんだ。中は疲れすぎてもう…もう…。今日暑かった&空腹&人多すぎでだいぶ朦朧としてたな。中、すげ〜〜!!ではあるんだけど、大目玉の鏡の間とか王や女王の寝室以外は同じような部屋がずっと続いてて、これをいっぱい見るなら一部屋をじっくり見たいという感じだった。あとかつての宮殿の日々を…というよりは、箱としての宮殿があり、中身は絵画等が飾ってあり、そこから宮殿にまつわる歴史を見るみたいな構成だった。う〜ん、どっちかというとそういうのよりもっと調度とか道具とかの圧倒的な美を見たかった。どの部屋が何に使われていたかわかるともっと楽しかっただろうな。勉強不足でしたね。調度の煌びやかさとしては王の時代から革命後にかけて簡素になっていってた。やはり富の偏り方と一つのものにつっこめる金の量が違う。ヴェルサイユがどう増築されていったかの映像が面白かったな。ルイ13世は王としては慎ましやかなサイズだったのに14世でデカくしすぎ。
かつてのヴェルサイユでは王族が寝起きの身支度したりご飯食べてるところに一般市民入れて観光させてたらしいが、今日の観光客の多さや寝室を写真に撮る感じから、きっとかつてもこういうぎゅうぎゅう具合で王が食事するとこ眺めてたのかな…と思った。そんな一般市民入れまくってセキュリティに不安なかったのかなと思うが、王にとって庶民はだいぶ犬猫に近く、王に危害を加えることが可能であるという発想が王にも庶民にも一切なかったのかな。しかし何故、せや!民草たちにワイらのメシ食うとこ見せたろ^^喜ぶやろな〜^^になるのか……。ど、どういうモチベーション…?
朦朧としつつ、ロダン美術館へ。くそ〜、モーリス・ドニ美術館!オンラインチケット買う時にメールアドレス登録させるなら、今日は急遽閉館するよ〜のメールくれや。ロダン美術館、かなり良かった。ロダン作品数多いな。体力がある。ロダンの立体、手足がでかいなと思っていたが、写真見るとロダン自身結構手がでかく見える。正直ロダンの印象、黒いブロンズの人物像(主に男性か恋人か)だったけど、大理石とか石膏とか木とか粘土とか、いろんな素材で見るとまた印象が変わる。大理石だとミルクのような靄の中から浮かび上がるようなまろやかな輪郭が際立って美しい。粘土でガンガン形を作ってる途中のものも焼成されて残っててよかったな。あと小さな壺とかお椀の中に石膏の人物像がくっついているシリーズとか。結構いろんなことやってるな。諦めずに行ってよかった。あとやっぱヴェルサイユ行っといて良かったな〜なのだが、ヴェルサイユ宮殿とロダン美術館の床の木の組み方とシャンデリアが全く同じものだった。同じ時期に改装されたのだろうか。色々予定が変わったが軍事博物館も無事に見に行けるといいな。絵画はなんだかんだ好みの範囲が狭めなのだよな。ウィーン分離派周辺とナビ派周辺のあの19世紀の絵画の快楽とモチーフの解放がちょうどいいバランスにあるところ。個人的には西洋絵画の黄金期と呼んでいる。それに比べて立体系は結構何見ても嬉しい。テンション上がる。古今東西問わず紀元前の偶像から現代アートまでなんでも嬉しいかも。美しい物質と人間の痕跡が好きすぎる。絵画原画を見る時の喜びは、ほとんどマチエールにある。物質を確認しに行ってる。とにかく物質、マテリアルの美しさが好きなんだろうな。
今回の旅行は全体的に郊外も多く見ることができていい感じだ。今度旅程組む時は1日くらい電車で行ける遠くまで行ってご飯補給して折り返して帰ってくるみたいな、郊外の景色を確認するのをやってみてもいいかもな。
グリークリバイバル様式もそうだが、パリの街並みは様式が新しめな印象を受ける。ナポレオンが都市改造したからか?こういう時にもっと建築史の勉強ちゃんとやっとけばよかったな〜と毎度思う。フランスは装飾がギチギチに気合い入ってる。イタリアの生命感あふれる華やかさと比べると、もう少し静的で巨大というか…荘厳さだな。バロックのなんかガシッと四角い感じのせいかな。実際に見てみると、建築様式ではあの四角さと細かな装飾性の兼ね合いのあるルネサンス様式が好きかもな。もっと小さい単位になってくると、装飾としてはやはりウィーン分離派が好きだ………。今までアール・ヌーヴォーはだいぶ興味なかったというか、あまり趣味ではなかったが、部分ではなく建築全体の単位で見るとだいぶ意味がわかる。あの過剰さがピタッとハマって全体の調和が取れてちょうど良くなる。アール・ヌーヴォーは部分で見ててはわからんな。