top of page

~20251116

2025年11月16日
読了時間: 8分

羅生門みた。話や舞台設定自体はかなりシンプルだし、広く知られた話が原作だから、思ってたより見やすかった。多襄丸よかったねぇ…。多襄丸自身の証言の「ゲハハハハ!」みたいな、野生そのものみたいな表情や動きも名を轟かす山賊そのものだったし、杣売りの証言で、決闘することになって山賊の火の粉を振りまくようなエネルギーが失せ、大変なことになっちまった…どうしよう…嫌だな……みたいな、ただのケチな子悪党になってしまった怯えの表情も見事だった。ただ、あそこまで見た目も動きも見事な山賊っぷりだったのに、声の出し方や響かせ方があの時代の銀幕の主人公の話し方、立派で堂々とした将校みたいな発声方法だったな。どの時代にもその時代特有の話し方がある。現代の映画にも現代の話し方の”型”がある。言葉遣いだけでなく発声方法も含め。

本棚が来た。組み立てどころか開梱もできず玄関に立てかけてある。邪魔…。2台目の本棚を置くためには、1台目の本棚の場所とか中身の並びとかも変えなければいけないので、まとまった時間でドカッとやらなければならず、なかなか手を付けられていない。どうしようかな。

マネーショートの作者の人が今はAIの株に空売りを掛けようとしているらしく…やるのか!?AI業界、かなり勢いづいてはいるが、住宅ローンみたいにアメリカのありとあらゆる人間の取引に浸透してるみたいなレベルではないと思うので、流石に世界恐慌リターンみたいな大暴落にはならんだろうが。あの世界恐慌が、多くの庶民の失ったお金が一部の人間の総取りになった凄まじいゼロサムゲームだったのに対して、今回は投資家同士でのゼロサムゲーム程度で収まるだろうな。どうなんだろ。でも全く影響0というわけではないし、2~5年後くらいを見越して種銭を準備しておいた方がお得なのかな。マネーショートの人、住宅ローンの時もだいぶ早すぎたみたいだし。暴落後の回復を期待してそこに全ツッパや!頼むぞ、アメリカ。

映画のマネーショート、主人公(=原作者)の自己像が「金儲け自体ではなくデータを追うのが好きで得意な、普通に善良でナイーブな青年」なの、作者のムーブを見るとあまり信じられん。前半の「金儲け自体ではなくデータを追うのが好きで得意」なのはそうかもしれんが、自分が思っているほどナイーブなのか…?この人は。ムーブというかメディアへの情報の出し方とかがなんか…かなりギラッとしている。近影見ると首とか太いし。

官僚じゃないんだから…みたいな煩雑すぎる手続きなのに、手続きに関する運用ルールはふわっとしててマニュアルもない…。半分くらいその場の面子のノリで決まってる。ぎちぎちの手続きを求めるなら運用ルールもきっちり決まっているべきだし、ノリで運用しているなら厳格な手続きを求めるべきではない。カス煩雑手続き辞めてくれないかな。辞めてくれるわけが無いので自分が辞めるしかない…。15人の部署で決裁者が最低5人、最大12人なのどういうこと?最低限に収まることほぼなくて、常時だいたい7~10人決裁だし。何がしたいんだよ。ものによっては7~10人の決裁の前に上司3人それぞれと順々に下打ち合わせして上げていかないとだし。本当に何がしたいんだよ。狂う。

フリージア再読。わっかんねぇ…。すごく好きだけど、わかったことがない。前回はイマジナリーヒグチが何を象徴するのかとか、それぞれのキャラクターがどういう配置になっているのかとかすらよくわからなかった。今回は…今回もわからないけど……変化、変化の話なんだな。それはほぼ全ての作品が変化の話と言えてしまうので、何も言っていないに等しい。イマジナリーヒグチと実在のヒグチの邂逅によって、主人公はバランスを崩し混迷していく。そして狩人であり、縄張りの変化に敏感な溝口もそれに引っ張られて崩壊していく…。ここのなんで実在ヒグチとの邂逅でバランスを崩すのか、何が主人公に作用してしまったのかがわからんのだよな。主人公もわからんがそれ以上にヒグチがわからないからわからんのだろうな。う~~…。一旦、わかるとかわからないとかではなく記述されたことをそのまま整理するだけの読み方をするといいのか?作者側の提示するテーマをできる限りズレないように受け取ったうえで見ていくタイプの作品ではなく、作品が内包する様々な要素に受け手の読みが乱反射して、その反射のどこを見ていくこととするのかみたいなタイプの作品なのか?あと作品全体に繰り返し現れる、母親像的な女性のもとに安息を見出し求める(そしてこれまで得られたことは無く与えられることは無い)男性の構図はなんなんだろう。意図的に変奏しているのか作家の原イメージが滲んでいるだけなのかわからない。…?これまぁまぁテーマか?テーマこれか?叶ヒロシの変調と再構成についてわかりたくて、ずっとそれを探して読んでいたけど、そっちじゃなく、母親像の希求を軸にして読めば結構何度も何度も繰り返し出てくるしわかりやすい落としどころな気がしてきた。…?いや~でもそれはそれとして叶ヒロシの変調と再構成、平穏な生活と戦場とか、ヒグチの行動原理とかのほうでもう少し読みを進めたいんだよな。ここで落ち着いてはいかん。また何年か眠らせて再読だな。ジョジョだって何度読んでも新しいことがあるわけだし。

Self-Reference ENGINE読了。ようやく。やはり最初と最後のリタ・ジェームズ・僕の話は急にあの時代のインターネットっぽいというか、唐突なジュブナイルだな…と戸惑う。単純にあの微妙に板についていないジュブナイルっぽさと2000年代インターネットの香りが好みではないので批判的になってしまうだけかもしれないが、この小説を短編集ではなくオムニバス形式の長編とするためにひとまず付けた楔…という印象を受ける。いやまぁ、必要ではあるか。単純にあそこの話だけ好みじゃないというだけだな。でもそうだよな、散り散りになってしまった時間を散り散りのままに提示し、しかし時間束理論の貫く(貫いていない)宇宙全ての話をするならば、構造としてあの前後の話はあるべきなんだよな。あと、敷島はなんだったんだ。リタ・ジェームズ・僕以外でトメさんとかエコーとかに固有名詞があるのは理解できるが、敷島に固有名詞が与えられていたのがなんでなのかよくわからん。敷島の話が最後のSelf-Reference ENGINEと一番似ている、似ているというか、全ての話が大体同じテーマを色々な角度で色々な手付きで話そうとしているが、敷島と最後の話が一番近い角度と近い手付きでSelf-Reference ENGINEについて述べようとしていると感じた。やっぱ敷島に名前があるのはなんか意味があるんかな。

Self-Reference ENGINEが一区切りついたので、戦闘妖精・雪風を読んでいく。読み始めて即、おっ無骨~!でしたね。文がかなり無骨。直前までSelf-Reference ENGINEを読んでたせいもあり差が際立つ。この無骨な文体を見た後だと、Self-Reference ENGINE、めちゃくちゃ甘やかで享楽的だったなと感じる。知人がSelf-Reference ENGINEをSFっていうより純文学、SF理論を楽しむものというより文そのものの美しさや哲学を楽しむものだからと称していて、その時は、純文学…純文学か~?かなり理系兄貴のキャンパスノートが下地にあり、わりかし理論をお楽しみくださいの設えじゃないか~?と思っていたが、納得。戦闘妖精・雪風で、SFって電車や変形ロボが好きだった子供が辿り着くジャンルの側面もあるのかなと思い至った。かなりガジェット萌えに通じるところがあるんだろうな。ガジェット萌えがあまり無いので、戦闘シーン等、おお…萌え萌えになっておられる…と遠目で読んでしまう。ドップラーレーダーが起爆しなくて熱感知に切り替わって起爆するところ、ここ書いてて本当に楽しかっただろうし本当に好きなんだろうな…がバシバシに伝わってくる。私はこの無骨な文体で叩きつけられるSF・ガジェットへの愛を受け止めきれるのか…!?

友人の結婚式、完了!大きな予定だった。友人の結婚式初めてだったな。他の少ない友人たちは結婚式はしないタイプの友人ばかりだし、兄弟も結婚式をしそうにないので、もしかしたら最初で最後かもしれない。結婚式自体は非常に理解できない部分が多いというか、大変すぎるな…という感じだが、友人が嬉しそうなのは単純に嬉しい。挙式、かなり宗教儀式だったな。現代日本だと誕生、婚姻、移動、死亡を行政、キリスト教、仏教その他と色々なものがバラバラに関与しているから忘れそうになるけど、元々宗教組織には人間の誕生、婚姻、移動、死亡を管理しその土地の人間の数を把握する機能があったわけで。挙式、色々薄まっていたとはいえ、人間の管理だ……を目の当たりにして結構ビビった。友人が嬉しそうで嬉しい反面うお…儀式…の迫力で動揺。

飲みすぎた。飲みすぎたって言っても乾杯酒とビール1杯だけだが結構クラクラ。2年ぶりくらいに酒飲んだ気がする。久しぶりだと効きやすいんか?それとも緊張や疲れのほうか?

友人、高校時代の感覚が強いので、高校生の時の友人と今の友人の姿が混ざって、結婚式を挙げていることへの不思議さだったり、知らない大人に見えたり、でも知ってる友人だったり、“現実”が…来る!友人がこんなに大人になったということは私もそのくらいの大人になっているはずだが……よくわからん。物語でよく出てくる、友人の結婚式の後の感情を噛み締めている。

酒で頭が熱い。早く帰って歯を磨きたい。化粧を落として風呂に入って眠りたい。

本片付いた〜!!床が広い!!アブダビへの引っ越し以降本を全部は身近に置けず、ダンボールに入れたまま実家に置いたり回収しつつも本棚に入らず床積みだったが、ついに…!床が広い〜!本棚に入れてみたことで、まだ本棚に余裕あるし部屋も頑張ればあと2台本棚を置けることがわかったので、まだ増やして大丈夫っぽいな。


最新記事

すべて表示
~20251228

人生には魂の美しさ、高潔さを決定的に失う瞬間がある。今魂の格が下がったとはっきりわかる瞬間がある。ゲームキューブ版のマリオパーティーの、リングが一段一段下がっていくミニゲームのイメージ。一度魂の高潔さを傷つける行いをすると、もう実績解除、そこからはその行いをすることに抵抗がなくなってしまう。小学生から大学生くらいまではその不可逆さが恐ろしかった。アイスを2つ食べた時、自分の不利を誤魔化す嘘をついた

 
 
~20251221

リュックの大きさと内容物を改めて見てみたが、こんなにリュックの容量なくていい。PCや大判の図録やA4ファイルを持ち運ぶことはもう無いのだし。手持ちのかばん類で水筒が入るものがリュックだけなのだよな。もう半分くらいのサイズのかばんを入手しようかな。 もうおしまいです。家に帰れば普通に元気なのに仕事中ずっと半泣き。メールボックス開いた瞬間涙が込み上げ、一旦落ち着いてからもう一度開いて涙…をやっており、

 
 
~20251214

犬を飼う妄想がぐんぐん強まっている。犬を飼いたい気持ちから毎朝のモップがけが習慣付いてきた。本当に真剣に考えると、ゴールデンレトリバーか日本スピッツかな。ゴールデンレトリバー、大きさ良し、気性良し、留守番耐性良し。人懐っこくてのへのへした顔がかわいい。日本スピッツ、やや小さいが日本の狭い家で飼うにはこのサイズが現実的。あと顔がかわいい。マズルの尖った犬好きなんだよ。マズルが尖った上に、きゅるきゅる

 
 
bottom of page