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~20241124

2024年11月24日
読了時間: 8分

TENET、はい…。まずSFもアクションもあまり興味ないので、好みじゃないから響いていないというのはそれはそう。いや、タイムトラベルものとだけ聞いていたからSFなんだなとは知っていたが。タイムトラベルものが好きで作中のギミックを理解できていればもっと楽しめたのか?と思ったが、別にギミックを理解したからと言って、面白さがすさまじく変わるタイプの作品じゃない気がする。ストーリーも結構あるあるというか、タイムトラベルのギミックが無くても成り立つ。どうしても、最初のワンアイディアの強さで行ったか?という印象が拭えない。ショットの繋ぎが時々バツッとなってて、作中では言及していないけど、実はここも逆行しているんですみたいな設定なんだろうな、と思ってみてたけど、なんか…巧みさが無くて、単に映像編集が雑みたいにも見えてしまう。仕方ない、それでも誰かがやるしかない、みたいな、スーパーマン的ではない今のヒーロー像の模索っぽいところは面白かった。ただやっぱりタイムトラベルギミックやりたい!アクションやりたい!ヒーローとは何か!みたいなのがあんまり噛み合ってる感じがせず、分解して別々の作品でやったほうがいいのでは?という感じでした。う~、いやタイムトラベルギミックとアクションの組み合わせ、新しいものができるかもみたいな試み、思い、確かに受け取った!ではあるが、動きとしてかっこいいか美しいかと言われると…美的ではない。アクションだけじゃなく、なんか、全体的に粗い印象が強い、粗くてガサガサしている。とにかく自分には合わなかったな。別にアクションもそんなにやりたいわけじゃないんか?ノーランはダンケルクしかみていないが、ダンケルクはかなり好きなんだよな。映像の美しさと、あの戦争装置へと投げ込まれ、なすすべなくすりつぶされていく個人。生還の喜びとまた次に来る戦渦への絶望。好きだ。あぁ、でもそうか、ダンケルクも異なる時間軸を入れ込んでいたし、映画という時間芸術の探求なのか。タイムトラベルギミックがやりたいというワンアイディアで突破するぜ!という話ではなく、映画の可能性の探求なんだな。私が何もわかっていなかった…。ノーラン、すみませんでした。それはそれとして、TENETは合わなかったです。


空腹に耐えかねて、たまに休憩中近くのコンビニでおにぎり等を買い、バッと食べ、ちょっとお手洗い行ってましたみたいな顔で席へ戻るのをやる。他の人もコーヒー買いに出たりアイス買ってきたりするから大丈夫だとは思うが、おにぎりともう一品はなんか反則スレスレ感がある。今日は寒くて、小雨も降っていて、温かくない食べ物を食べるのはもう限界だと思った。カロリーを取らねばもう動けないので震えながら食べた。


この2週間、いわゆるリベンジ夜更かしがひどく、平日の睡眠時間が3時間をきっている。本当によくない。眠りたい。昨日も何故夜更かしをしてしまうのか考えた結果、過呼吸で寝付けなくなってて本末転倒。愚。夜更かしをするのは、このまま1日が終わってしまうのは恐ろしいからだとすると、何かが進んでいないことが原因なのだと思う。多分、3Dが作業自体も詰まっているし、そもそも仕事に圧迫されて時間が十分に取れていないのが原因なんだよな。ここを解消しない限り夜更かしは改善しない。解決方法としては思いつくのは3つ。①フルタイムの労働を辞めてパートタイムの労働にする②趣味をピアノやボルダリングなど進捗を気にしなくていいものにスライドさせる③何か月単位ではなく何日何週間単位で完成するものを作ることで報酬系に早いスパンで刺激を入れる。3Dはまだしばらくやりたいので、②は難しい。理想は①だが、他の不安要素が発生するのでできない。現実的なのは③だな。う~、しかし、作りたいものは自分の技術だとどうしても時間がかかる。2、3週間で完成するくらいのものを真剣に考えなきゃな。仕事にもっとやりがい等を感じるようになれば話は早いのかもしれないけど、仕事で自己実現みたいな物語に委ねるのは危険な気がして、認めたくない。


欲望と行動と言動が一致している人間、自身の一番重要な望みを理解してその通りに行動できる人間に一目置いてしまう。そういう人に対して、自身の倫理観と全く異なっており、善ではない、好きではないとは感じたとしても、えらい!と思うし敬意を抱く。逆にそこがちぐはぐなのはもどかしい。自分自身なるべくそこに齟齬が起こらないように生きていたいと考えているが、最近は職に対し、自身は自分の一番重要な望みをわかっていない、何かが乖離していると感じる。趣味と生活を仕事に圧迫されるのは耐えられない!のと同時に、どうやら自分は自身の社会的地位を非常に重視しているのだと気付いた。職場環境の良いカチカチのお堅い仕事で正規雇用以外は多分嫌なんだと思う。まず、耐久性が低いからそういう仕事が一番楽なのと、手に職!みたいなのが無くて、そういう仕事じゃないと生活のために粗雑な扱いを受けることに耐えなければいけなくなる、そして耐えられなくて壊れるということが怖いから。自分みたいな人間は、一度王道ルートを外れたらもう戻れない、入れてもらえないという怖さがある。母親がカチカチにお堅い仕事で正規雇用を転職なく新卒から定年までやった人なので、身近な大人のロールモデルがそれしかない。それ以外の生活の成り立たせ方を知らない。あの生き方ができなければ、野垂れ死ぬのかもしれないというぼんやりした不安がある。絶対にそんなわけはないのに。母親にとっての「ちゃんとした人」、対等な大人にならないと、兄弟の中でも育て方に失敗した子として扱われ続けると感じる。そしてちゃんとした人とはカチカチのお堅い仕事の正規雇用。そしてそうでなければ、失敗した子になる…がずっと付きまとう。今と同じくらい職場環境が良くてコンプラがしっかりしていて給料が倍の仕事に転職したい。もしくはパートタイムで労働時間を半分にし、生活と趣味の時間を増やしたい。


もしやと思い、9月ごろからの日記を読み返したら、寒くなってきた10月半ばからあからさまにメキメキ調子悪くなっててウケます。冬物全然持ってないし、マフラーも手袋も無いんだよな。ごちゃごちゃ言ってないで、ボーナス入ったらくつ下と冬物と防寒具と毛布、全部買います。


最近日記書きすぎ。自分でも日曜に全体の文量見てちょっと引く。仕事がひまだから。職場でできる暇つぶしといったら適当な勉強かPDFを読むか日記を書くくらいしかない。この時間に本を読めたらいいんだが、自炊は嫌だし流石に注意されるだろうな。3つくらいめんどくさい業務が控えているが、他のところからの書類を待ってたり、いろんな予定の調整をしたりがかなり長くて、ずっとあるな~と思いつつ、でも今自分にできることは何もない…の状態で、もんにゃり嫌ですね。


自分が-1になることでこの場全体が+1になるならお得だな、自分が+1になってもこの場全体が-1になるなら損だなみたいな考え方をすることがある。常にというわけではないが。他人の幸福のためにとか自己犠牲とかではなく、全体のお得が大きいほうがよりお得で嬉しいという考え方。徹底的なというわけではないが、うっすら功利主義的なところはある。基本的に、他者の自由意思に干渉するなよ!とキレているし、散々各所から無政府主義者とからかわれているので、う~リバタリアニズムが近いのか~?絶対に違う!と思っていたが、正確には、何人たりとも自由意思に干渉するな!じゃなくて、全ての人間が虐げられ支配されてはならない!なんだろうな。結局、強いものが最も自由に振舞うことができ、弱いものにしわ寄せが行くから。逆か~と思ったけど、別に逆じゃないかもな。人によっては、リバタリアニズム(そしてアナーキズム)と社会主義は対立するものではなく、むしろ原理的には一致していると言ってるしな。リバタリアニズム、原理的には権威の廃絶を目指すべきなので、強いものが最も自由に振舞うのは全くリバタリアニズムではないし、もしそのような振る舞いをしている強者がリバタリアンを自称しているのは、そもそも別の主義だよな。やっぱここらへん全然わかってないからもっと勉強したほうがいいな。



キンザザ!、みた。なんとも言えないおかしみがあってよかった。いや、全然期待せずになんとなく見始めたけどかなりよかった。ぺぺラッツのスー!コトンッって挙動、何度見てもいい。あと挨拶や芸がだんだんこなれていくのも面白い。なんでここでピントが一切あってないんだよとか、眩しすぎるだろとか、房から出す方法やバイオリンで殴るとこがあまりに荒々しく本当にやってるんかいとか、ツッコミどころは色々あったけど、その全てに温かなおかしみがあって魅力だったな。ここ最近みた映画で一番面白くて好きかもしれない。なんだかんだああいったオフビートのロードムービー好きかもな。ダウンバイロー、レニングラードカウボーイズゴーアメリカ。ソ連のSFいいよな。ソリッドだ。初めてタルコフスキーのストーカーみた時、紐つけた鉄球を投げておじさんたちがそれを追って草の中をガサガサと歩くというのを、異常に美しい画でみせられて、どうしよう…どうしよう……という気持ちになった覚えがある。概念をやりますという気概がすごい。ひたすらディティールを詰めてその世界が顕現するかのようにリッチに構築するのではなく、その概念を体現するために必要なごく最低限の要素だけでやる。それが不思議な朴訥さと普遍性と美しさを帯びる。ソ連映画のこの抽象度とミニマルさは、これ以上要素を持つとソ連の検閲にひっかかるからなんだろうな。あとは予算…。映画以外でも、必要なものだけ残し、後のものはばっさり落とすことに成功している作品が好きだね。核心が何か理解してやらないとただ情報量がスカスカで物足りないだけになってしまうから、本当に難しい…。

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