20210927
個展の感想もらった。「丁寧に作られた思い出の死体」とのこと。死体だ…!という印象だったらしい。ひとんちに侵入して狭い空間で死体に囲まれて死体をみるのすごく怖かったらしい。水のモチーフと投げ出された身体(こちらが一方的に見つめていて見つめ返してこない身体)だから死を強く感じたのかもって話になった。ちょうど人が入るサイズの箱、棺桶と風呂だもんねって話もした。風呂に入ってる時、身体をぐにゃぐにゃ折り曲げてぼーっと考え事しててほぼ死体って言ってた。
表面だけパッと見てきれいで繊細で癒される絵みたいに受容されてしまう……と話したところ、でも確かに女性身体を持った人間の絵だと思うと言われた。40〜60代のほぼ男性教員しかいないところで、「いや〜男だからよくわかんないな〜」がありそうな作品だと思いますと。うまく言えないけど、(美大において?)女の身体から出発した切実な作品は一定数ある。20代の女性の身体から出発した絵だ…!を人の作品からわかることはあったが、自分の作品に関しては結構無頓着だった。教授と?教授とっていうか何かと相性が悪いな〜〜は感じてたけど、「女性の絵」であることと少し関係してるのかもしれない。
女性の身体とか男性の身体とか自らの身体とか、意識的に鈍感であろうとしている節はあるかもしれない。学部1年の頃、教授から「性別がない身体について話せば話すほど、性別のある身体への意識が強く浮き出るように聞こえる」と言われてから、話そうとする/話さないようにすることで露呈するものがあることを知った。隠したいことは肯定でも否定でもなく、一切語らず興味がないように振る舞わなければいけない。
今こう書いていて、身体と性別の関係について自分が何かを隠したがっていることを自覚した。何を隠そうとしているのかわからない。